【甲鉄城のカバネリ】 第7話 感想 初の日常回!かと思いきや・・・ 【ネタバレ】
6話では「黒けぶり」に見事勝利した甲鉄城。7話ではピンチの後とあってアクションシーンがない日常回となった。しかし菖蒲は甲鉄城のリーダーとしてみんなの生活を守らなくてはならない。
第7話 天に願う
顕金駅を出てから初めて、甲鉄城は人の暮らす駅――倭文駅に着いた。生駒たちは買い出しに出かけ、久しぶりの平安を味わう。一方、菖蒲は倭文駅に食料を分けてくれるよう交渉する。しかし、どの駅も食料は貴重で……。
前回までの甲鉄城のカバネリは?
カバネ→ワザトリ→黒けぶりと「黒けぶり」もカバネの集合体としてコアになるカバネを中心にして成っていました。中心のコアとなったカバネは誰だったのか?冒頭の無名の回想シーンで殺されてしまった仲間とは髪型が違うので別人に違いないが。
5話では仕事を放棄して自己中心な考えで行動した無名だったが、6話では反省して仕事で返したことが後味の良さを生んでいるのだろう。色々とすっきりしたが、やはり気になった点が浮上してきましたね。無名が挟まれていたシーンから。
「こんなとこすぐに抜け出してカバネを倒すよ。私はカバネに噛まれたことだってない。私は弱くないんだ」
カバネに噛まれたことないということと村人だった小さい頃の無名から人体実験をされてカバネリになったのだという濃い線が浮上してくる。だから6話では、無名は「爪」と呼ばれて若様のコマとなっていた。そうなると自然に若様が人体実験を行っているという考えになってくる。やはり甲鉄城が目指す最終駅となる「金剛郭」でそういった研究が行われているのであろう。
第7話では、初めての日常と最後の休息。
蒸気鍛冶や製鉄などの重工業が盛んだった顕金駅から出発した甲鉄城は、やっと人が暮らす倭文駅に到着して食料などを補給しようとするが、どこでも食料は貴重なので当主である菖蒲の交渉術にかかっている。今回は戦闘はなく、真逆の日常回となっているためこれから後半戦というところで一休みといったところだろう。そして無名が赤くなるシーンなど可愛すぎた。
しかし、不安要素が拭えない。無名が次第にカバネ化になっている描写がちらほら出てくる。
生駒「お腹がすいたら、そのうちカバネになるのか?」「わかんない。でも私の仲間はみんなカバネになったよ。」
そして後半になっても登場してこない若様(おそらく美馬(CV.宮野真守)というキャラ)。無名の回想シーンやOPではロングヘアーの人物として登場しているが、そろそろラスボスの登場があるのではないかと思う。
十中八九、美馬がラスボス予想だが。美馬は若い将軍だが貫禄があって髪は立てているがロングヘアーと貫禄ありすぎるキャラです。
あと「黒けぶり」のコアが無名と服装が似ていたのが少し気になるが、似ていない気がしなくもない。そうなってくるとやはり金剛郭での人体実験が鍵となるのか。